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中国の電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」傘下で電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発する「小鵬匯天(Xpeng Aeroht)」がこのほど、 開発中のeVTOL「旅航者X2(XPENG X2)」をドバイに運び、規格どおり動作するかを確かめるための飛行試験を実施すると明らかにした。eVTOLは「空飛ぶクルマ」とも呼ばれている。
旅航者X2は同社にとって第5世代のeVTOL。2人乗りで、コックピットには機体横のドアから出入りする形となっている。機体はカーボンファイバー製で、バッテリーを含めた重量は560キロ。最大積載量は200キロで、航続時間は最大35分間、飛行高度は1000メートル。
小鵬匯天は2020年11月、旅航者X2の開発プロジェクトを始動し、21年6月に初飛行を成功させている。旅航者X2は自律的に飛行ルートを計画する能力を備えており、複数のセンサーを通じて地上モニタリングや死角ゼロの環境認識、自動帰還・着陸、100キロメートル以内のリアルタイム通信が可能。最高飛行速度は時速130キロで、未来都市での低空飛行に適しているという。
(36Kr Japan編集部)
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