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【新華社北京9月27日】中国鉄鋼大手の首鋼集団はこのほど、英豪系資源大手のリオ・ティントグループと、鉄鋼業のバリューチェーンの低炭素ソリューションを研究、設計、実現することで協力覚書を結んだ。両社は低炭素焼結技術、高炉と転炉の改良、二酸化炭素(CO2)回収・利用技術などの分野で集中的に協力を展開する。
リオ・ティントのCCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)で中国部門トップのアルフ・バリオス氏は「鉄鋼は経済発展と低炭素インフラの重要な材料だ。当社は業界の協力パートナーという立ち位置で、鉄鋼のCO2排出削減を支援する役割を果たすことを望んでいる。首鋼集団との提携を拡大し、手を携えて鉄鋼業バリューチェーンのグリーン(環境配慮型)発展という共通のビジョンに貢献できることを嬉しく思う」と述べた。
首鋼集団の王建偉(おう・けんい)副総経理は「グリーン・低炭素型産業への転換・グレードアップは、鉄鋼業界が持続可能で質の高い発展を遂げるために必ず通る道だ。リオ・ティントと協力して鉄鋼業界の低炭素化の共通技術を研究開発し、CO2排出削減ソリューションを模索することは、両社が力を合わせ、低炭素技術の革新を促すための果敢な取り組みでもある」と語った。
世界鉄鋼協会(WSA)のデータによると、世界の粗鋼の約70%が高炉・転炉法で生産されている。
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