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英紙タイムズが10月15日、独BMWが小型車ブランド「MINI(ミニ)」の電気自動車(EV)モデルについて、英オックスフォード工場での生産を中止し、2023年末までに中国に生産ラインを移転する計画だと報じた。
BMWは翌16日、オックスフォード工場ではEV生産を一時停止するが、MINIの生産を中止するわけではないとした上で、MINIの純電気自動車(BEV)モデルは中国・長城汽車との合弁会社「光束汽車(Spotlight Automotive)」が生産すると明らかにした。しかし、MINIのEVモデルを中国だけで生産するかについては明言していない。
MINIブランドは22年9月、上海で同ブランド初のクロスオーバーBEV「MINI Concept Aceman」を披露した。これに先立つ21年11月には、23年に中国で2モデルのBEVを生産すると発表していた。
BMWは、中国はMINIの販売台数が世界で最も急速に伸びている市場であり、今後はMINIのグローバル戦略の重点になるとした上で、MINIのBEVモデルを光束汽車の中国工場で生産する方針を明らかにした。
(36Kr Japan編集部)
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