中国新興EV11月納車台数:理想汽車は過去最高 小鵬汽車は依然振るわず

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中国の主要新興電気自動車(EV)メーカーが、2022年11月の納車台数を発表した。理想汽車(Li Auto)は1万5034台と単月の納車台数で過去最高を記録した。一方、小鵬汽車(XPeng Motors)は5811台と前月比では14%増加したものの、トップグループに大きく水を開けられた。

中国の新エネルギー車(NEV)購入補助金政策は22年末で終了するため、23年1〜3月のEV販売台数は激減することが予想される。EVメーカー各社は22年中の新車購入を呼びかけている。販促活動の結果、一部のメーカーは11月の納車台数を大きく伸ばした。しかし、一部のメーカーは新型コロナウイルス流行による工場閉鎖や生産力不足、人気低迷など複数の要素が重なり、納車台数が振るわなかった。

納車台数が1万台を超えたメーカーは以下の通り。

1位:NETA 1万5072台

哪吒汽車(NETA)の11月の納車台数は前年同月比51%増の1万5072台。1〜11月の累計納車台数は前年同期比142%増の14万4278台となった。11月には新車種「哪吒S(Neta S)」の納車が始まった。

2位:理想汽車 1万5034台

理想汽車(Li Auto)の11月の納車台数は前年同月比11.5%増の1万5034台と単月で過去最高を記録した。1〜11月の累計納車台数は23万6101台となった。

3位:NIO 1万4178

蔚来汽車(NIO)の11月の納車台数は前年同月比30.3%増の1万4178台。1〜11月の累計納車台数は前年同期比31.8%増の10万6671台となった。

4位:ZEEKR 1万1011台

吉利汽車(Geely)が提供するプレミアムEVブランド極氪(ZEEKR)の11月の納車台数は前年同月比447.3%増の1万1011台と爆発的な伸びを示した。前月比でも8.8増となっている。1〜11月の累計納車台数は6万6611台となった。

中国新興EVメーカー、10月納車は「哪吒汽車」が首位維持

(36Kr Japan 編集部)

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