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【新華社フランクフルト2月20日】ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツグループがこのほど発表した2022年通期(1~12月)の決算は、売上高が前年比12%増の1500億ユーロ(約21兆5000億円)で、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が28%増の205億ユーロ(約3兆円)だった。
自動車販売台数は5%増の204万台で、純電気自動車(BEV)は67%増の14万9千台で、大幅増となった。傘下ブランドのメルセデス・マイバッハの売上高は年間ベースで過去最高となり、販売台数は41%増えた。
オラ・ケレニウス社長は決算説明会で、22年の業績に満足していると表明、「グループは理想的な製品の生産により注力し、利益とコストの管理を厳格に行っており、昨年の成績はグループの戦略方向性が正しいことを裏付けた」と述べた。さらに、中国市場が今年徐々に回復することを期待しており、中国販売の見通しに自信を持っていると指摘した。
データによると、同グループの中国市場における22年の乗用車納車実績は75万1700台で、欧州市場の合計を上回った。
同グループは、今年の売上高が前年並みとなり、EBITDAがやや減少すると予想しており、売上高利益率の目標を22年より低い12~14%としている。
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