世界ディスクリート企業ランキング、日本ローム3位 中国の安世半導体が5位に

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【新華社北京3月10日】中国の半導体・電子業界研究プラットフォーム「芯謀研究(ICwise)」はこのほど発表したリポートで、2022年の世界ディスクリート(個別半導体)企業上位20社を明らかにした。上位3位は独インフィニオン・テクノロジーズ、米オン・セミコンダクター、日本のロームだった。中国からは半導体の研究開発や設計、製造などを手掛ける聞泰科技傘下の安世半導体(中国)が5位に入った。

リポートによると、22年の世界ディスクリート市場規模は前年比19・2%増の317億ドル(1ドル=約137円)だった。芯謀研究の李国強アナリティクスディレクターは世界ディスクリート市場について、22年の大幅増が世界自動車産業、特に新エネルギー車(NEV)市場の急成長によるところが大きいとの認識を示した。23年と24年も小幅に成長すると予測した。

安世半導体は3年連続で中国ディスクリート企業トップの座を維持した。世界ランキングでも順位を上げ続けており、20年は世界9位、21年は6位、22年は5位となった。

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