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中国インターネット大手、百度(バイドゥ)傘下の「小度(Xiaodu)」はこのほど、スマートウォッチ向けのAI(人工知能)アシスタント・アプリ「手表AI」を発表した。同アプリを利用すれば、情報検索やチャットでAIアシスタントが利用できるようになる。アップルウォッチ版はすでに公開されている。
百度は今年3月、中国版ChatGPTとも呼ばれる対話型AI(人工知能)「文心一言(ERNIE Bot)」を発表したばかり。
インターネット企業は現在、AIの実用化を加速させており、新たなAI活用の場面が次々に生まれつつある。スマートフォンのほかにも、スマートウォッチなどのウェアラブル端末やテレビ、自動車のスマートスクリーンなど、AIを活用した製品の開発や実用化にはまだまだ大きな余地がある。
百度がこのタイミングでスマートウォッチ向けAIアシスタントを発表した狙いは、競争の激しいスマホ市場を避け、現時点では競合の少ないスマートウォッチ市場で先行者利益を確保することにあるのは間違いない。
(36Kr Japan編集部)
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