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バイドゥ(百度)やアリババなど中国IT大手が続々と大規模言語モデルの分野に参入する中、バイトダンス(字節跳動)の人工知能(AI)プロジェクトの話題も急浮上してきた。
バイトダンスは現在、対話型AI「(仮称)Grace」のテストを進めており、完成度を高める段階に入っているという。今年2月には、同社がすでに大規模事前学習モデルに着手し、言語モデルと画像モデルの開発に注力しており、TikTokの朱文佳・技術責任者が全体を統括すると報じられていた。
関係者によると、製品試験の一般的なサイクルに基づけば、Graceは2カ月後には外部向けにテスト公開される可能性があるという。
米OpenAIが2022年11月に対話型AI「ChatGPT」を公開すると、中国IT大手各社もこれに続き、相次いで類似製品を開発している。バイドゥは「文心一言(ERNIE Bot)」を、アリババは「通義千問(Tongyi Qianwen)」を発表。いずれもすでに外部向けテストが始まっており、いくつかの分野では実用化されている。ファーウェイもこのほど、新たなAIプロダクト「盤古Chat」を7月初めに発表すると明らかにしたばかりだ。
(36Kr Japan編集部)
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