セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
米アップルは6月21日(現地時間)、同社が「空間コンピュータ」と呼ぶ初のゴーグル型端末「Vision Pro」のオペレーティングシステム「visionOS」向けソフトウエア開発キット「visionOS SDK」を発表した。
アップルは7月、本社のあるカリフォルニア州クパチーノ、ロンドン、ミュンヘン、上海、シンガポール、そして東京に開発者ラボを開設する。開発者は自作のアプリを実際のVision Proでテストし、同社のエンジニアからサポートを受けられるという。
現時点で、すでに複数の開発チームがVision Proのコンテンツ構築に加わり、医学教育や音楽制作、クリエイティブ制作などにVision Proの創造力を活用している。例えば、医学教育用アプリ「Complete HeartX」は、本物そっくりな3Dモデルとアニメーションを利用し、心室細動などの医学的な問題で医学生の理解を助ける。学生は、没入感のあるダイナミックなプレゼンテーションを通じ、知っておくべきことの要点をより早く吸収できるようになるという。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録