セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
TikTokをはじめ世界的なヒットアプリを多く生み出したバイトダンス(ByteDance)は、法人向けサービス「BytePlus」を本格的に始動させた。自社プロダクトを大成功に導いてきた機械学習に基づくレコメンドシステムや広告分析ツール、音声・ビデオ技術などのコアテクノロジーを集結させ、「BytePlus」としてオープン市場に提供するとのこと。
BytePlusは現在、英国を含む欧州諸国、韓国や東南アジア、アラブ首長国連邦といった30カ国以上で事業を展開している。中でも日本を最重要市場の一つと位置付け、早い段階から進出していた。すでに日本最大級の小説サイト「テラーノベル(Teller Novel)」、アルバイト求人プラットフォーム「バイトル」、ファッションEC「BUYMA(バイマ)」、カラオケ動画コミュニティ「KARASTA(カラスタ)」などを顧客に持つ。
昨今、日本の産業は転換期を迎えており、急速なビジネス環境の変化に対応するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)のニーズが各企業で高まっている。そこを大きなビジネスチャンスと捉えるBytePlusは、世界に数億人のユーザーを抱える人気プロダクトの急成長を支えてきた豊富な技術リソースや、マーケティングノウハウ、業界に対する深い知見を活かし、幅広い業種に向けてトータルなビジネス・インテリジェンス・ソリューションを提供していきたいという。
同社は企業のビジネス拡大やデジタル変革の支援事業を中心に、日本市場を強化していく方針だ。Eコマース、コンテンツ、エンターテインメント、人材サービスなどの重点業界の顧客開拓に注力するとともに、提携パートナーの開拓や人材の採用も積極的に進めていく予定だ。
(36Kr Japan 編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録