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中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)はこのほど、配車サービス大手、滴滴出行(ディディ)傘下のブラジル配車大手99と、小型EV「D1」300台を貸し出すことで合意したと発表した。
99は2022年4月に「ブラジルの持続可能なモビリティー連盟」設立を主導。23年末までに同社が運営するプラットフォームの新エネルギー車(NEV)登録台数を千台以上に増やし、EVの陣容を同国最大にすることを目指している。連盟には製造業や金融業など12社が加盟しており、BYDは22年7月に加盟、滴滴出行向けにカスタマイズした「D1」を登録ドライバーに提供している。
BYDの李柯執行副総裁兼米州地区総裁は「99との協力は、現地のEV普及度を引き上げ、都市交通の持続可能な発展を促すことにつながる。ブラジルの持続可能な移動連盟での行いは、世界のモビリティー分野における当社の新たな成功事例となると確信している」と語った。
BYDの新エネ車の販売先は世界6大陸の70数カ国・地域、400都市以上に及び、これまでの世界新エネ車販売台数は460万台を超える。(新華社深圳)
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