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ファッション世界最大手モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)傘下で化粧品や香水を扱う専門店のセフォラ(SEPHORA)は、北京で2019年秋冬新製品を発表した。目玉商品は、セフォラオリジナルブランド初のメンズ化粧品シリーズで、BBクリームからコンシーラー、アイシャドウ、リップなどが、99元(1500円)から209元(3160円)で販売される。
ヨーロッパ最大の男性化粧品ブランドMMUKは、2017年世界男性美容化粧品の規模は4000億元(約6兆円)に達し、2023年までに5400億元(約8兆1000億)まで拡大する見込みと予測している。
ジェンダー平等を促進する現在社会において、女性向け製品だった化粧品に関心も持つ男性は増えてきている。中国でも、特に2018年になってから、SNSでは男性は美容品に対しての投稿数が顕著に伸びたと、マーケティングデータプラットフォーム「AdMaster」のソーシャルデータは示している。
セフォラは、男性化粧品を発売したはじめてのブランドではない。シャネルは昨年、4色のリキッドファンデーション、保湿リップスティック、4色のアイブロウペンシルを含む男性用化粧品シリーズ「Boy de Chanel」をリリース済みだ。
男性がこれまで以上に「顔」を気にするようになったことに、大手化粧品メーカーも気がついたようだ。
(翻訳:Ai)
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