百度、ライブ配信大手「YY LIVE」の買収中止 理由は規制当局の承認を得られなかったことか

中国検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)は1月1日、中国向けライブ配信サービス大手「YY LIVE」の買収計画を中止すると発表した。

百度は2020年11月、ライブ配信大手「歓聚集団(JOYY )」が運営するYY LIVEを約36億ドル(約5200億円)で完全買収することで合意したと明らかにした。合意書に記されたクロージング(買収契約の最終手続き)の前提条件には、規制当局の承認を得ることが含まれていた。

百度は当初、21年6月の買収完了を予定していたが、独占禁止法をめぐる規制当局の審査結果がなかなか出ず、クロージングの延期が続いていた。

関係者は、買収計画が中止となった主な理由は、規制当局の承認が得られなかったことだと指摘した。また、この2年余りの間にライブ配信サービスの黄金期が終わり、百度のライブ配信事業への投資意欲が薄らいだことも理由に挙げられるだろう。

百度は買収計画中止後、歓聚集団に支払った資金を回収する可能性が高い。今後は、大規模言語モデル(LLM)など人工知能(AI)分野への投資を積極的に進めていくとみられる。

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*2024年1月5日のレート(1ドル=約145円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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