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中国旅行予約サイト大手の携程集団(トリップドットコムグループ)はこのほど、米アップルのMR(複合現実)ヘッドセット「Vision Pro」向けに開発した旅先体験アプリ「Trip.Vision」を発表した。
世界の絶景、とくに中国の名所を没入感たっぷりに体験できるアプリで、Vision Proの空間コンピューティング機能により、ユーザーの目の前に高精細でインタラクティブな風景が広がる。最初にリリースされた中国の名所には、山水画のような景色が有名な広西チワン族自治区の「桂林」、同自治区のベトナム国境付近にある大瀑布「徳天瀑布」、甘粛省のジオパーク「甘粛張掖国家地質公園」、四川省の「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」の4カ所が含まれている。
トリップドットコムは人工知能(AI)の導入に力を入れており、2023年7月には旅行業界に特化した初の大規模言語モデル(LLM)「携程問道(Xiecheng Wendao)」を発表した。ユーザーは携程問道を通じ、旅先の正確なデータと確実なリコメンドを手に入れられるという。
(36Kr Japan編集部)
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