36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
自動運転技術の実用化が進むなか、サプライチェーン上流の企業にも注目が集まっている。
北京モーターショー2024(第18回北京国際汽車展覧会)では、車載向け高精度測位システムを手がける中国企業「導遠電子科技(ASENSING Technology)」が、独自開発したIMU(慣性計測装置)向けMEMS(微小電子機械システム)チップを初披露した。すでにテープアウトを終え、近く量産を開始する予定だという。
導遠電子は本社とスマート工場を広東省広州市に、研究開発センターを上海市に構えている。このほか、米国、ドイツ、日本にも拠点を設け、海外の自動車メーカーにソリューションを提供している。IMUモジュールのほか、コンビネーション測位システム「P-Box」や高精度マッピングシステム「P-Box Plus」などを製造し、2023年末時点で中国国内外の自動車メーカー30社余りの80車種以上に提供している。
同社の高精度測位ソリューションは2023年10月にフォルクスワーゲン(VW)グループのソフトウエア子会社「CARIAD(カリアド)」から大量受注を獲得したほか、トヨタ自動車やホンダ、ボルボなどの自動車世界大手にも採用されている。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録