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自動運転技術の開発に取り組む中国テック企業「毫末智行(Haomo.AI)」が4月23日、シリーズB2で3億元(約60億円)を調達したと発表した。既存株主の九智資本(Nine Intelligence Capital)と浙江省湖州市長興県が設立した産業招商基金が共同出資した。資金は研究開発に充て、コアコンピタンスの強化に取り組む。同社は3月にシリーズB1で成都武発基金から1億元(約20億円)以上を調達したばかりだ。
毫末智行は2019年、中国自動車大手「長城汽車(Great Wall Motor)」技術センターのスマートドライビング部門が独立する形で設立された。現在の主力事業は、乗用車向け先進運転支援システム(ADAS)と端末物流向け配送ロボットとなっている。
同社では、さまざまな価格帯の車種に対応した運転支援システムを量産しており、24年2月時点で20車種以上に搭載されているという。
*2024年5月7日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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