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米調査会社センサータワーがこのほど、「2024年人工知能(AI)アプリ市場インサイト」を発表した。1〜8月の世界のAIアプリのダウンロード数は前年同期比26%増の22億回で、売上高は51%増の20億ドル(約2800億円)だった。24年通年の売上高は33億ドル(約4700億円)に達する見込みだという。
地域別のダウンロード数ではインドが21%を占めて首位に立ったが、売上高では北米が47%を占めてトップとなった。
ダウンロード数のトップ30は、ほぼチャットボットと画像編集系アプリが占めた。1位は米OpenAI の「ChatGPT」で、ダウンロード数1億6000万回余り、売上高は約2億3000万ドル(約330億円)だった。22年11月の配信開始から24年8月までの売上高は2億7000万ドル(約380億円)を超え、月間アクティブユーザー(MAU)は1億9000万人を突破している。
中国バイトダンスのAIアシスタント「豆包(Doubao)」は5位、中国語のAIアプリでは唯一トップ30入りを果たした。同社からは、海外向けの写真加工アプリ「Hypic」と教育アプリ「Gauth」もランクインした。
*1ドル=約142円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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