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米テスラの電気自動車(EV)「Model 3(モデル3)」を積み込んだ船が9月28日、上海南港から英国に向けて出航した。テスラが上海工場で生産した電気自動車(EV)の輸出台数は同日、累計100万台を突破した。
テスラは、2019年1月から上海自由貿易区の臨港新エリアで上海工場の建設を開始し、同年12月に本格稼働させた。それからわずか1年足らずの20年10月、同工場から7000台のモデル3が初めて欧州市場に向けて出荷された。中国だからこそのスピード感に世界が目を見張った。そして4年後の現在、同工場で生産したモデル3とモデルYは、欧州だけでなくアジア太平洋地域など複数の市場に向けて輸出されている。
上海工場は、テスラが完全自社設計した1カ所目の完成車工場「ギガファクトリー」で、プレス・溶接・塗装・組立の4工程をひとつ屋根の下で完了でき、30秒ごとに1台がラインオフする驚異的なスピードを実現している。
同じく臨港新エリアに建設中の大型蓄電池「メガパック」工場は、9月末時点で6割以上が完成しており、25年1〜3月期には操業を始める予定だという。
(36Kr Japan編集部)
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