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消費者向けAR(拡張現実)グラスブランド「RayNeo」を展開する雷鳥創新(Thunderbird Innovation)がこのほど、シリーズBの追加ラウンド(シリーズB+とB++)での資金調達が完了したと発表した。出資者は、嘉興南湖科盈股権投資や嘉興南湖嘉新創禾芯股権投資、無錫恵山科創産業集団など。これでシリーズBでの調達額は計5億元(約100億円)を超えたとみられる。資金は、ARとAI(人工知能)を統合する技術の開発、ARグラスの開発・生産拠点の拡張、マーケティングなどに充てられる。
雷鳥創新は2021年10月設立。中国家電大手のTCL科技集団(TCL Technology)傘下のTCL電子(TCL Electronics)がインキュベートしたAR企業で、各種光学ソリューションを自社で開発・製造する能力を備える。現在は、光導波路を組み合わせたマイクロLED、光学エンジン「BirdBath」を組み合わせたマイクロOLEDなどの独自技術やAIを搭載したARグラスを打ち出し、急速に成長している。
消費者向けARグラスの出荷量は、中国市場では2年連続でトップ。海外展開も加速しており、現在は北米や欧州、日本、韓国などを中心に展開している。24年の米アマゾンの夏季セール「プライムデー」では、同社のAI搭載ARグラス「RayNeo Air 2」が映画鑑賞用ARグラスの売れ筋ランキングで1位を獲得した。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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