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中国の経済メディア「財聯社」が発表した世界自動車メーカー時価総額ランキング(2024年12月31日の終値基準)では、新興メーカー対伝統的メーカー、海外メーカー対中国メーカーの争いが鮮明になった。トップ10には中国メーカーが2社ランクインした。
米テスラが1位、トヨタ自動車は2位を維持した。3位は自動車市場に参入したばかりの小米集団(シャオミ)で時価総額は1120億ドル(約17兆7000億円)。4位は比亜迪(BYD)で1078億4900万ドル(約17兆円)だった。
上位50社には、上海汽車(SAIC Motor)、賽力斯(SERES)、長城汽車(Great Wall Motors )、吉利汽車(Geely Automobile)、長安汽車(Changan Automobile)、広州汽車(Guangzhou Automobile)などの伝統的メーカーと、理想汽車(Li Auto)、小鵬汽車(XPeng Motors)、蔚来汽車(NIO)、零跑汽車(Leapmotor)などの新興メーカーを合わせ、計21社の中国メーカーがランクインした。
業界関係者は「メーカー自身の業績に加え、政策変更も自動車メーカーの時価総額に影響を与える重要な要因の一つとなる。大規模な設備更新と消費財の買い替えを奨励する補助金や内需拡大政策、自動車購入資格の緩和など多くの措置に後押しされ、中国自動車メーカーの時価総額の全般的な上昇は今後も続く可能性がある」と述べた。
*1ドル=約158円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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