ファストリ、24年9~11月期は増収増益 ユニクロは欧米好調も中国苦戦

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カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが1月9日、2024年9~11月期の連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は前年同期比10.4%増の8951億円、営業利益は7.4%増の1575億円、純利益は22.4%増の1319億円となった。

好調なインバウンド販売が国内ユニクロ事業の売上収益を押し上げたほか、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州のユニクロ事業の事業拡大が順調に進み、業績の伸びにつながった。

欧米のユニクロ事業は、店舗数や店舗当たりの売上高の伸びが予想を上回った。欧州の売上収益は前年同期比42%増の680億円、北米も17%増の680億円となった。一方、グレーターチャイナ(中国大陸・香港・台湾)のユニクロ事業は、消費の落ち込みと暖冬の影響で伸び悩み、売上収益は前年同期並みの1786億円、営業利益は約10%減少した。

海外ユニクロ事業の2025年8月期通期の業績は、最大の収益源であるグレーターチャイナの業績が下振れて進捗しているため、予想を下回る見込みだという。

(36Kr Japan編集部)

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