テンセント、サウジのeスポーツワールドカップ財団(EWCF)中国戦略パートナーに

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eスポーツ・ワールドカップ(EWC)を主催するサウジアラビアの非営利団体、eスポーツワールドカップ財団(EWCF)はこのほど、中国IT大手、騰訊控股(テンセント)のeスポーツ部門「騰訊電競(テンセントeスポーツ)」がEWCFの中国戦略パートナーになったと発表した。中国におけるeスポーツ・ワールドカップの広報や影響力の向上を図る。

EWCは、世界トップクラスのeスポーツイベント体系の構築に尽力し、世界レベルのクラブと選手の参加を促すとともに、eスポーツ産業のグローバル発展を推進している。複数の種目をカバーする総合的なイベントとして、多額の賞金を提供するだけでなく、大会組織や競技の中継基準の刷新、eスポーツのスポーツ化にも力を入れている。

テンセント傘下のゲーム開発会社「騰訊遊戯(テンセントゲームズ)」の副総裁であり、騰訊電競の総経理でもある侯淼氏は、杭州で開催された第19回アジア競技大会(eスポーツが初めて正式種目に採用)やEWC、国際オリンピック委員会(IOC)によるeスポーツの世界大会「オリンピック・eスポーツゲームズ)」などの大会が、アジアのeスポーツに世界の目を向けさせるのに役立つと発言。さらに、eスポーツと既存スポーツの深い融合が新たな段階を迎え、交流や協力によって産業の共同発展が進み、新たな方向性や可能性が見いだされることを希望するとした。

サウジアラビアはここ数年、eスポーツ産業への投資を拡大している。サウジeスポーツ連盟の会長であるファイサル・ビン・バンダル王子は、首都リヤドでこのほど開かれた中東最大のテック見本市「LEAP2025」で、サウジが「国家ゲーム・eスポーツセクター戦略」を通じ、30年までに世界のゲームとeスポーツの中心になるとの目標を表明した。【新華社深圳】

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