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中国の人工知能(AI)ユニコーン「智譜(Zhipu AI)」がこのほど、浙江省杭州市政府系のファンドなどから10億元(約200億円)余りを調達した。
資金は、独自の大規模言語モデル(LLM)「GLM」シリーズの技術革新やエコシステムの拡大に充てられる。近日中に基盤モデル、推論モデル、マルチモーダルモデル、AIエージェントなどを含む新たなLLMをオープンソースで公開し、AIの普及を促進する方針だという。
同社はこれまでに10回以上の資金調達を完了している。 直近では2024年12月に30億元(約600億円)を調達し、評価額は200億元(約4000億円)を超えた。
智譜AIは2019年、清華大学計算機系(学科)知識工学実験室の技術成果を基に設立され、中国でいち早くLLMをオープンソース化した企業として知られる。すでに、英中2カ国語対応で1300億パラメータの事前学習モデル「GLM-130B」とこれに基づく対話型AI「ChatGLM」を発表し、単一GPUで実行可能な対話型AI「ChatGLM-6B」をオープンソースで公開している。
また、生成AIアシスタント「智譜清言」やAIコーディングアシスタント「CodeGeeX」、視覚言語モデル「CogVLM」、画像生成モデル「CogView」など、生成AIをめぐる一連のモデルやツールも打ち出している。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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