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中国電気自動車(EV)業界の独立系シンクタンク、中国電気自動車百人会と米コンサルティング会社のライズはこのほど、若年層の新エネルギー車(NEV)消費動向に関するリポートを共同で発表した。「Z世代」と呼ばれる1995~2009年生まれの消費者層の好みとコアバリューの組み合わせが、自動車メーカーにとって新エネ車の後半戦を制するカギになるとし、各社は最先端技術を土台に、若年層に照準を合わせて新車種を開発する必要があるとの見方を示した。
リポートは、世界のコア自動車市場が飽和期に突入したが、中国の新エネ車市場は今なお急速な発展段階にあると説明。新エネ車消費市場には構造的な変化が起き、買い替えの需要が最重要な駆動力となるとともに、市場は「下沈市場」と呼ばれる「三線都市」(地方の主要都市)以下の規模の都市へと急速に広がっており、価格帯も10万~15万元(約200万~300万円)の大衆車に集中しているとした。
また、人口は約2億5000万人、消費の規模は約5兆9700億元(約119兆4000億円)に上る「Z世代」が日増しに自動車消費の主力になっていると指摘。「Z世代」の消費心理や特徴を確実に把握することは、自動車メーカーが今後も成長を続けるカギになるとの認識を示した。【新華社上海】
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