中国・京東物流、サウジアラビアで宅配サービス開始 中東事業拡大へ

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中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)傘下の物流会社「京東物流(JDロジスティクス)」は6月18日、サウジアラビアの首都リヤドで現地配送事業の開業式を開催し、B2C宅配ブランド「JoyExpress」のサービスを開始したと発表した。

京東物流の国際物流サービス「JoyLogistics」はすでにサウジアラビア市場に参入している。JoyExpressのサービス開始により、倉庫保管から中継輸送、仕分け、各家庭や事業所への「ラストワンマイル配送」までを網羅する物流ネットワークがサウジアラビアに構築されたことになる。

「JoyExpress」がサウジで初配送を完了(6月18日)

調査会社Mordor Intelligenceによると、サウジアラビアの宅配便市場は2025年から30年にかけて年平均成長率6.48%で拡大すると見込まれている。また、同国政府も世界的な物流強国の構築を目指している。

京東は現在グローバル戦略を加速しており、今後はJoyExpressのサービスをサウジアラビア以外の中東諸国にも拡大していく方針だという。

(36Kr Japan編集部)

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