36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
生成AIによる広告動画制作プラットフォーム「Kuaizi.ai」を運営する「筷子信息科技(Kuaizi Information Technology)」(以下、筷子科技)がこのほど、シリーズBの資金調達を完了し、計1億元(約20億円)近くを調達したと発表した。出資者は、金沙江資本(GSR Capital)や広州市海珠城市建設発展集団、追遠創業投資(Fargo Capital)など。資金はAIエージェントとデータインフラの整備に充て、グローバル展開を加速する。同社はすでに、シリーズCで数億元(数十億円)規模の資金調達を進めているという。
筷子科技は2013年に設立され、AI技術を利用した広告コンテンツの制作を手がけてきた。現在は広告動画に軸足を移し、AI動画の企画・撮影・編集・配信・運用管理を一体化したプラットフォームとしてKuaizi.aiを提供している。これまでにKuaizi.aiを利用した企業は世界8500社以上、800都市以上に広がり、累計8000万本以上の広告動画が制作されている。
自社開発したマルチモーダル動画生成モデル「Narra」は、意味解析、多言語生成、広告効果の予測機能が融合しており、動画コンテンツの生成やコンバージョン率の向上で大きな強みを発揮する。
最新版の「Kuaizi 5.0」は、プラットフォーム全体がAIエージェントのエコシステムへと進化している。中核となるAIエージェント「生機Agent」は、トレンド分析やシナリオレコメンドなどの機能を備え、トレンドの把握から動画の制作・配信までの全工程を自動化できる。
筷子科技は今後、マルチモーダル生成、多言語対応サービス、リアルタイム分析などの技術分野でブレークスルーを続けると同時に、北米、欧州、東南アジアなど海外市場の拡大を加速し、商用AIコンテンツサービスのグローバルネットワークを構築する方針だという。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録