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拡張現実(AR)グラス向け光学部品を提供する「至格科技(Greatar)」がこのほど、銀潤資本(New Insight Capita)が主導するシリーズCで約1億元(約20億円)を調達した。資金は生産能力の向上、チーム拡充、製品の開発・改良などに充てられる。同社は3月に実施したシリーズBでも約1億元を調達している。
至格科技は2019年に清華大学精密機器学科の回折格子・測定研究室からスピンオフして設立され、ARグラス用の回折光導波路、回折格子およびマイクロ・ナノ光学技術に注力している。回折光導波路は、薄型軽量で光透過率が高い上に大規模量産できるという強みがある。現行のAR向け光学ソリューションで最も大きな可能性があるとされ、ここ数年で発売されたARグラスの過半数で採用されている。
同社は独自開発した回折格子設計、回折格子原盤加工、ナノインプリントリソグラフィーの3大中核技術を確立し、設計・製造・販売を自社で一貫して行うIDM方式を採用。中国初となる回折光導波路の全自動量産ラインの月産能力は10万枚、月間2万枚の出荷を実現するなど、業界を大きくリードしている。
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*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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