低コストGPU技術に注目、中国「Cloudsky」がシリーズDで約150億円調達

クラウドコンピューティングサービスを提供する「雲天暢想(Cloudsky)」がこのほど、梁渓数字母基金が主導するシリーズDで1億ドル(約150億円)余りを調達した。今後は、人工知能(AI)関連のビジネスエコシステムの整備を進めると同時に、中核地域でコンピューティングノードの展開を加速し、日々増加するコンピューティングニーズに対応する計画だという。

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雲天暢想はサーバーアーキテクチャや3Dレンダリング、ビデオクラウドコンピューティング、通信ネットワークなどの分野で豊富な経験を有し、クラウドゲームやクラウドデスクトップ、クラウドアプリなどのクラウドサービス向けに先進的なアクセラレーテッドコンピューティングソリューションを提供している。

主な顧客は通信事業者、クラウドサービスプロバイダー、インターネットプラットフォーム、ゲーム企業、AI企業、スマートデバイスメーカーなど。すでに米シリコンバレーや東京、山東省青島市、広東省深圳市、北京市などに複数の開発拠点を設けている。

独自開発した「StackGPU」技術は、中低価格帯の画像処理半導体(GPU)を束ね、高度な演算力を持つ「スーパーGPU」を擬似的に構成するもので、高性能GPUに比べ総合的なコストを大幅に低減できる。同社は中国全土140カ所以上に展開する高速コンピューティングノードを通じ、大規模AIモデル、スマートロボット、スマートカー、ゲーム・エンターテインメント、ライブコマースなどのシーンに革新的な技術を提供している。

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*1ドル=約148円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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