ブルートゥース衛星通信の中国・藍凌星通、追加の資金調達 1号機打ち上げ成功

ブルートゥース(近距離無線通信)衛星通信技術を手がける中国・藍凌星通技術(BlueLink SatCom)がこのほど、エンジェルラウンドで2回目の追加調達を実施したと発表した。出資者は啓迪之星(TusStar)。3月末に実施した1回目の追加調達と合わせ、半年足らずで数千万元(数億円)以上を調達したことになる。

ブルートゥースで衛星通信、コスト大幅減 米Hubbleに続き中国新興勢も挑戦

2023年10月に設立された藍凌星通は、現在のところ中国企業で唯一ブルートゥースで直接衛星と接続する技術を有しており、米Hubble Networkをベンチマークとして一般消費者向けに低コスト・低消費電力のブルートゥース衛星通信サービスの提供を目指している。創業者の蔡凌風CEOによると、同社はこのほど1基目の衛星打ち上げに成功したという。

現在は、折りたたみ式アンテナの最適化や、フラット型衛星の設計を進め、将来の大規模導入に備えている。今後は、3年間で72基の低軌道衛星を順次打ち上げ、中国初となるブルートゥース衛星のIoTコンステレーションを構築する計画。コンステレーションが完成すると、世界全域を24時間・全天候でカバーし、砂漠や海、北極や南極、さらには災害で通信網が途絶した地域でも、あらゆるブルートゥース対応デバイスが瞬時に衛星に接続できるようになる。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事