癒やしのAIロボット「Ropet」、日本クラファンで大反響 開発企業が新たに資金調達

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人工知能(AI)搭載のコンパニオンロボットブランド「Ropet」を手がける中国のAIスタートアップ「萌友智能(Mengyou Intelligence)」がこのほど、シリーズAで数千万元(数億円)を追加調達した。北京市人工智能産業投資基金が出資を主導し、峰瑞資本(FreeS Fund)も参加した。

Ropetは2022年設立。視覚・聴覚・触覚センサーで周囲の環境や触れられたことを感知するシステムや、人の感情を読み取るAIエンジンを開発し、コンパニオンロボットがユーザーの気持ちに寄り添うリアクションを返せるようにした。同社のロボットは、ユーザーとの日常的なやり取りから学習を続け、単なるロボットから個性を身につける「感情成長型AIロボット」に進化していく。

初号機は卓上サイズのコンパニオンロボットで、2024年12月に米キックスターターでクラウドファンディングを開始すると瞬く間に人気を呼び、北米で総額40万ドル(約5900万円)を集めた。

25年1月に米ラスベガスで開かれた国際家電見本市(CES)にRopetを出展し、かわいらしい見た目と高度な対話機能で注目を集めた。8月には日本でもクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売を開始し、1時間で2700万円以上を売り上げた。9月18日時点で、累計調達額は5200億円を突破している。

しかしその一方で、日本発の家族型ロボット「LOVOT」とデザインやコンセプトが似ており、しかも価格は10分の1にすぎないことから、「パクリではないか」との批判も浮上している。

中国発“癒しロボ”、米CESでも話題に LOVOTの10分の1価格で世界に攻勢

*1元=約21円、1ドル=約148円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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