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中国の新エネルギー車メーカー「バイトン(拜騰、BYTON)」が初の市販車「M-Byte」の欧州での発売価格が4.5万ユーロ(約540万円、税抜き、補助金を考慮しない)であることを発表した。
11月6日に、バイトンは南京工場でM-Byteの外観と内装、および価格情報を公開した。同車種が昨年9月のフランクフルトモーターショーで発表されて以来、中国国内での初公開だった。
バイトンの内部資料によると、M-Byteの価格は4.5万ユーロ(約540万円)で、72kWhまたは95kWhの2種類のバッテリーパックが搭載でき、車種は3種類(後輪駆動バージョン、後輪駆動長時間バッテリーバージョン、四輪駆動長時間バッテリーバージョン)ある。燃費試験である「新欧州ドライビングサイクル(NEDC)」基準の最大航続距離はそれぞれ430km、550kmと505kmで、0から80%までの直流充電時間は35分だという。
公開当日、バイトンの共同創立者兼CEO戴雷氏が、M-Byteについて、ただの電動自動車ではなく、スマートIT設備兼豪華なリビングルームでもあると語った。また、2020年の生産台数についても説明を行った。
M-Byteに対する位置づけは、バイトンが全力で他社製品との差別化を図っていることを裏付けている。同社製品は、消費者の新世代自動車に対する期待に応えられるように、一般のスマート電子機器と同種のスマート設備としての機能が備えられ、特に使用体験では高級ブランドというイメージを強調している。
バイトンの内部資料によると、M-Byteは48インチのハイビジョンディスプレイを搭載しており、タッチ、音声、手振り、顔認識等多様なインタラクティブモードが利用可能だ。OTAによるソフトウェアのアップデートや5Gにも対応する。運転席には7インチ、助手席には8インチのタッチパネルがあり、いずれもメイン画面と連動させることができる。
10月22日、バイトンは最初の試作量産車がラインオフしたと発表しし、戴雷氏はその際、量産が新しい段階に入ったと話した。バイトンによると、この試作量産車は今後北京で展示され、11月の広州モーターショーでも展示される予定だという。
(翻訳:小六)
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