ファーウェイOS初搭載の人型ロボット「KUABO」、トーチリレーを“自律完走”

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録スタートアップ注目記事

ファーウェイOS初搭載の人型ロボット「KUABO」、トーチリレーを“自律完走”

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国のロボットメーカー「楽聚智能(Leju Robotics)」が10月28日、ファーウェイと共同開発した人型ロボット(ヒューマノイド)「誇父(KUABO)」を発表した。ファーウェイの独自OS「HarmonyOS」と大規模言語モデル「盤古(Pangu)5.0」を搭載した中国初の人型ロボットとなる。

KUABOは11月2日、広東省深圳市で開かれた第15回全国運動会のトーチリレー出発式に「0号ランナー」として登場し、大きな注目を集めた。次世代通信規格「5G-A」との安定接続と新たな運動制御アルゴリズムにより、遠隔操作や技術スタッフの伴走に頼ることなく、確かな足取りで決められたコースを走り切り、人間のように自然な動作で次の走者にトーチを手渡した。

世界初「人型ロボット・マラソン」、北京で開催。21km激走レースに20チームが参戦、完走はわずか6体【Update】

楽聚智能は2016年設立。深圳市に本社を置き、スマートロボットの開発・生産に注力している。2025年9月に旧社名の「楽聚機器人」から現社名に変更し、10月22日にプレIPOで約15億元(約330億円)を調達したと発表。10月30日には上海取引所でのIPOに向け、上場指導を申請している。

小鵬汽車ヒューマノイド「IRON」ー”人間にしか見えない”と話題 中の人疑惑も

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録