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中国の3Dプリンターメーカー「快造科技(Snapmaker)」がこのほど、高瓴資本(Hillhouse Capital)と中国出前アプリ大手の美団(Meituan)が主導するシリーズBで数億元(数十億円)を調達した。資金は技術開発、人材採用、コンテンツエコシステムの構築に充て、消費者向け3Dプリント技術の普及を加速する方針。
快造科技は2016年に設立された消費者向け多機能3Dプリンターのパイオニアで、本社を広東省深圳市に置くほか、約1万平方メートルの自社工場を保有し、部品の高精度加工からプリンター本体の量産までを一貫して手がけている。
最新のフラッグシップ3Dプリンター「U1」は、ユーザーからのフィードバックを基に開発された。4つのプリントヘッドを切り替えられる独自システム「SnapSwap」により、最大4色または4種類の素材を使い分けられる。時間効率や材料利用率は業界トップクラスだという。
U1は、米クラウドファンディング大手のキックスターターで2025年8月19日から9月30日の期間に約2000万ドル(約30億円)を集め、3Dプリンター分野で過去最高額を更新した。出資者への返礼品はすでに出荷済みで、2026年1~3月期には世界同時発売が予定されている。
*1元=約22円、1ドル=約155円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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