GPT-5.2の「2割のコスト」で高性能、中国AIモデル「Kimi K2.5」に世界が注目
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AIモデル「Kimi」を開発する中国のAIユニコーン企業「月之暗面(Moonshot AI)」は、現在の売上構成において海外市場の収入が国内を上回ったと明らかにした。新世代モデル「Kimi K2.5(以下、K2.5)」のリリースを受け、世界の有料ユーザー数は約4倍に拡大。成長の主因は海外需要だという。
Moonshot AIは1月27日、Kimiシリーズで最高知能を誇る「K2.5」を正式発表した。ネイティブなマルチモーダル構成を採用し、視覚理解、コード生成、自律型エージェント群の運用、推論モードと標準モードまで対応する。性能面の高さに加え、米国の主要モデルに比べて圧倒的な低コスト(GPT-5.2の約2割)が評価され、開発者コミュニティで注目を集めている。
AIモデルのアグリゲーターサイト「OpenRouter」では、K2.5の利用人気が世界3位に上昇し、米アンソロピックの「Claude Sonnet 4.5」、米グーグルの「Gemini 3 Flash」に次ぐ水準となった。
実運用では、最大100体のエージェントを同時に動かし、最大1500ステップに及ぶ並列処理できる点が特長だ。これにより、Kimiは従来の「対話型大規模言語モデル(LLM)」の域を超え、実務を遂行する「タスク実行型AI」へと進化を遂げている。
(36Kr Japan編集部)