「動画版Photoshop」が2000万ドル調達ーーテキスト指示だけで動画を部分編集
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AI動画編集プラットフォーム「Buzzy」を運営する「ZMO.AI(感知階躍)」はこのほど、紅点創投(Redpoint)主導のシリーズBで2000万ドル(約32億円)を調達した。調達した資金は、新商品のリリースや動画編集関連の研究開発に充てられる。
ZMO.AIは2021年初めに設立され、電子商取引(EC)向けのAI画像生成サービス「ZMO」や動画生成サービス「Creati」などを展開している。創業者で最高経営責任者(CEO)の張詩瑩氏は、現在のAI動画生成は操作が難しく、一般ユーザーには扱いが難しいとみている。Buzzyは、一般ユーザーやクリエイター、事業者に向けて使いやすい動画編集ツールの提供を目指しており、ユーザーは自然言語(テキスト)による指示で動画を編集できる。現在は海外市場を中心に展開しており、中小企業やコンテンツクリエイターを主なユーザーとしている。

自然言語の指示だけで編集箇所を正確に反映でき、動画の他の部分には影響を与えない
Buzzyは画像AI編集ツール「Photoshop」の動画版とも評され、他の部分を変更せずに動画の一部だけを精密に編集できるAIツールだ。背景の通行人の除去や照明の補正、人物や製品の追加、背景やカメラアングルの変更などを、自然言語の指示だけで正確に反映でき、動画の他の部分には影響を与えない。また、各プラットフォームの仕様への最適化にも対応しており、横長動画を縦型に変換する際も、元の雰囲気や質感を保ちながら、人物を中心に捉えるよう自動で再構図する。
*1ドル=160円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)