AGIBOT発ロボットハンド「AGILINK」、独立5カ月でユニコーンに すでに黒字化
公開日:
ロボットハンドを手がける中国スタートアップ「臨界点(AGILINK)」が6月24日、新たな資金調達を完了した。調達後の評価額は10億ドル(約1600億円)を超え、ユニコーン企業への仲間入りとなった。資金は、量産体制の拡充や操作データを活用したデータフライホイールの構築、接触知能(Contact Intelligence)モデルの高度化などに充てられる。
AGILINKは、中国の人型ロボット(ヒューマノイド)大手「智元機器人(AGIBOT)」から2026年1月に独立企業として設立されたが、営業損益ベースですでに黒字化を達成したという。同社によると、5指ロボットハンド「OmniHand」シリーズは累計8000台以上、2爪ロボットハンドは累計1万台以上出荷され、中国ロボットハンド市場でもトップクラスの出荷実績を持つ。
6月2日、オーストリア・ウィーンで開催された「国際ロボティクス・オートメーション会議(ICRA)」で、4番目となるロボットハンドの旗艦モデル「OmniHand 3 Ultra-M」を発表した。サイズは189.5×88.5×40mmで、成人の手とほぼ同じ大きさ、重量は630gだ。20の能動自由度を備え、ダイレクトドライブ(DD )構造の採用により伝達損失をなくした。各指先には小型視覚触覚センサーを1基ずつ搭載し、手のひらには3次元触覚検知ポイントを300カ所以上配置している。
*1ドル=約162円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)