産業用ロボット導入、中国が世界の6割で独走 日本は19%減、3位に後退
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国際ロボット連盟(IFR)がこのほど発表した「ワールドロボティクス2026」と題する報告書によると、2025年の中国の産業用ロボット設置数は世界全体の約59%に当たる35万4000台で過去最高を更新し、2年連続で世界最大の産業用ロボット市場となった。
中国の産業用ロボット市場は成長の余地が依然として大きく、これから2029年まで年平均5~10%の伸び率を維持するとみられる。
世界全体でみると、25年の世界の工場で稼働中の産業用ロボット数は前年比9%増の500万台に上り、過去最多となった。新規設置数は11%増の60万台だった。産業用ロボット導入の伸びが最も力強かったのはアジアで、次に米州が続き、欧州は相対的に鈍かった。
主要市場のうち、米国は25年に日本を抜いて世界2位の産業用ロボット市場となり、通年の新規設置数は12%増の3万8500台だった。日本の新規設置数は19%減の3万6200台で、2位から3位に順位を下げた。ドイツは8%減の2万5000台弱に落ち込み、世界5位、欧州では最大の市場となった。
報告書は、世界製造業の生産能力の配置調整が加速し、労働力不足が続き、人工知能(AI)やマシンビジョン、センシング技術が進歩するにつれ、産業用ロボットの需要はさらに拡大する可能性があると予想した。 【新華社ベルリン】