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4月23日、中国新エネルギー車(NEV)最大手の「BYD(比亜迪)」が、日本ディーゼルトラックメーカー日野自動車と戦略的パートナーシップ契約を締結し、バッテリー式商用EV(BEV)の共同開発を進めることを明らかにした。また、共同開発をきっかけに、バッテリー式商用EV関連の技術や経験も共有し、バッテリー式商用EV車の普及促進に向け、販売やその他周辺事業でも提携を深めていくとしている。
日野自動車は1991年世界初のハイブリッド商用車(路線バス)を皮切りに、小型EVバスやプラグインハイブリッド(PHV)バス市場にも参入してきた。現在、日野自動車の大型トラックは第6世代のハイブリッドシステムを搭載しており、ディーゼルトラックの利便性はそのままに燃費を約15%向上させた。対するBYDは、バッテリー、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラートランジスター)、モーター、電子制御などのコア技術を擁し、乗用車、商用車、フォークリフト向けに新エネルギーソリューションを提供している。
BYD副総裁兼商用車部門CEOの王傑氏は、「この度中国と日本の企業の間で締結されたウィン・ウィン・パートナーシップにもとづき、最先端の技術と豊富な実績を活かして商用車のEV化を推進し、バッテリー式EV商用車の世界規模での普及促進を加速させていく」とコメントした。
(翻訳・浅田雅美)
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