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生活関連O2Oサービス大手「美団(Meituan)」の二輪車事業部が公表したデータによると、このほど同社が展開する電動アシスト付きシェア自転車の利用台数が一日あたり平均200万台を突破したという。6月には一日平均100万台と伝えており、当時からちょうど2倍に増加している。シェア電動自転車市場の拡大は、美団が取り組んでいる外出分野への展開加速や地域生活サービスの強化などの戦略にも合致している。美団は2020年上半期の間に、各地に数十万台のシェア電動自転車を設置したという。
中国で最も早く電動自転車のシェアリング市場に飛び込んだ「哈囉出行(Hello Global)」は同市場において絶対的優位に立っており、今年2月までに、同社の電動アシスト付き自転車「哈囉助力車」は320以上の都市で展開している。同事業の担当者が4月にメディアに語っていたところでは、哈囉助力車事業は2020年飛躍的に発展し、電動アシスト付き自転車の展開スピードはこれまでの自転車を超える勢いになるとのことであった。また、同事業はすでに黒字化も達成し、市場シェアは7割に達したという。6月の段階で、哈囉助力車の平均利用台数は一日あたり約400万台だったのに対し、競合である「滴滴出行(Didi)」が展開するシェア電動自転車の平均利用台数は300万台、美団は100万台であった。
2020年、哈囉出行と滴滴出行は100万台以上、美団は200万台の電動アシスト付き自転車を新たに投入するということである。
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