ビリビリ動画、20年2Q決算 市場予想上回る増収 粗利率も5四半期連続上昇

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中国動画配信サービス大手「ビリビリ動画(bilibili)」(NASDAQ: BILI)が米国時間8月26日、2020年第2四半期(4月~6月)の財務報告書(未監査)を発表した。同四半期の総売上高は前年同期比70%増の26億1800万元(約403億円)に達し、市場予想の25億5500万元(約390億円)を上回った。

ユーザー数からみると、月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比55%増の1億7200万人で、モバイル端末におけるMAUも59%増の1億5300万人に達している。また、1日あたりの平均アクティブユーザー数(DAU)は前年同期比52%増の5150万人だった。収益力も向上しており、平均月間課金ユーザー数(MPU)は同比105%増の1290万人となった。

ビリビリ動画のコア事業は、モバイルゲーム、ライブストリーミングと付加価値サービス、広告、Eコマースとその他の、4つのカテゴリーに分かれている。主な収益源であるモバイルゲーム事業の売上高は、前年同期比36%増の12億4800万元(約192億円)、ライブストリーミングと付加価値サービスの収益は153%増の8億2500万元(約120億7000万円)、広告収益は108%増の3億4900万元(約53億7000万円)、Eコマースとその他の収益は58%増の1億9600万元(約30億円)となっている。

同四半期の売上総利益(粗利)は6億400万元(約93億円)で、前年同期比140%増となっている。売上総利益率は23%で、2019年同期の16%と比較すると、5四半期連続の増加となった。

8月26日の米国市場では、同社株は前日終値比3.66%高の48.72ドル(約924円)で取引を終え、直近の時価総額は168億2900万ドル(約1兆8000億円)となった。(翻訳・Ai)

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