JDファイナンス(京東金融)はシリーズBラウンドで130億元調達へ、評価額1330億元に

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JDファイナンス(京東金融)はシリーズBラウンドで130億元調達へ、評価額1330億元に

最前线丨京东金融确认将完成130亿元B轮融资,投后估值达1330亿人民币

“京东金融的核心能力在技术不是资本金。”

捂了将近半年后,京东金融终于正式公布了融资的消息。京东金融今日宣布,近期已与中金资本、中银投资、中信建投和中信资本等投资人,签署了具有约束力的增资协议计划,融资金额约为130亿元人民币,投后估值约1330亿人民币。依照惯例成交条件,此轮融资预计将在2018年第三季度完成。这是京东金融2017年6月末正式重组交割独立运作以来,第一次启动融资。公开资料显示,在本轮融资之前,京东金融公开披露的融资轮次只有一轮。算上本轮,总融资金额在200亿元人民币左右。京东金融最开始传出融资消息是在今年3月13日,由《证券时报》旗下新媒体“券商中国”披露。当时的消息已经很接近今天的最终版本:京东金融计划融资130亿,领投方包括中金、中粮等超大型LP(有限合伙人),额度约占100亿,融后估计预计将达1650~1900亿元。

2018年5月末,京东金融开启组织架构大调整,将To C业务和To B业务明确划分,从个人用户和企业用户两大方向组建事业群,分别是个人服务、企业服务两大事业群组。

业内向来把蚂蚁金服当成京东金融的对标对象,但事实上,二者已经走向了不同的发展道路。

前不久刚完成新一轮融资的蚂蚁金服,当下的任务是拓展支付宝的全球化业务,因而在新一轮融资加入众多国外投资机构。而京东金融却走向了以数据和科技为驱动的企业服务道路,并在本轮融资中加入带有国资背景的投资机构来为京东金融做背书。

事实上,早在2016年,京东金融CEO陈生强就开始在各种场合提及公司在数据和技术方面的优势,还透露京东金融今后三年,每年在技术领域的投入总额将超过100%的增长,成为京东金融的最大投入。

2017年3月份,陈生强在博鳌亚洲论坛上表示,“京东金融的核心能力在技术不是资本金”,未来的定位将不再做金融,“去资产化”是其战略方向。陈生强希望数据能力和技术能力成为京东金融的核心资产。这在业界看来,或许是金融平台监管趋严的大背景下,京东金融为避免触线而做出的战略调整。

官方数据显示,截至目前,京东金融累计服务的金融机构超过700家,并与金融机构共同服务800万线上线下小微商户和4亿个人用户。

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「JD ファイナンスの主な力は資本金ではなく、技術にある」

2018年7月12日、中国のEC大手・JDドットコム(京東.com)傘下の金融関連企業・JD ファイナンスは、中金資本(CICCファンド)、中銀投資(BOCグループ・インベストメント)、中信建投資(CSCフィナンシャル)、中信投資本(CITICキャピタル)などの投資人と法的効力を持つ増資協議計画を締結したと発表した。投資金額は130億人民元、評価額は約1330億人民元となる。慣例的な成約条件によって、今回の投資は2018年の第3四半期に完了する予定だ。

JD ファイナンスが2017年6月末にJDドットコムからスピンオフして以来、初の資金調達。公開情報によると、今回の融資以前に、同社が公開した融資情報は1ラウンドのみ。今回と合わせ、融資額は約200億人民元だ。

今回の融資に関する初出情報は、証券専門紙「証券時報」傘下の新メディア「券商中国」が2018年3月13日に報じたもの。すでに今回の報道と内容はほぼ一致しており、130億元の融資計画、中金(CICCファンド)、中粮(COFCOキャピタル)などを含む大手LP(リミテッド・パートナー)による投資としていた。融資限度額は約100億人民元、融資後の評価額は1650~1900人民元と予想している。

2018年5月末、JD ファイナンスは組織を大幅に再編。BToCサービスとBToBサービスを分割し、対個人と対法人、個別の事業グループを組織した。

業界は、アリババ傘下のアント・フィナンシャルをJD ファイナンスのベンチマークだと考えていたが、実際には両者は全く異なる展開を見せている。

少し前に新たな融資を成功させたアント・フィナンシャルにとって、直近の任務はアリペイの国際展開を進めること。よって、新規融資には海外から多くの投資機構が参入した。逆に、JD ファイナンスはデータと技術力を活かした法人向けサービスの道を選択している。そして、今回の融資には国資委(SASAC)を背景に持つ投資機関を参入させ、これをもって同社の裏書とした。

実際、JD ファイナンスCEOの陳生強(チェン・ションチャン)氏は2016年には、自社の持つデータと技術の強みについて方々で言及しはじめている。そして同社が同年から3年にわたり、年100%のペースで技術投資を増加させ、これを最大の投資とするだろうと述べていた。

2017年3月、陳氏はボアオ・アジア・フォーラムにて「我々の主な力は技術にあり、資本金ではない」と話した。将来的な目標は金融を離れ、“資産化”へ進む戦略を考えているという。同氏は、データと技術力を同社の核心的資産にすることを望んでいる。これは、金融プラットフォームの規制が将来的に厳格化する背景を想定し、規制への抵触を避けるために考え出した戦略調整かもしれない。

公式データによると、JD ファイナンス累計700社以上を顧客とし、金融機関と共同で、オンライン・オフライン双方を含めた800万件の小微商アプリユーザーと4億人の個人ユーザーにサービスを提供した。

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