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自動車大手「長城控股集団(Great Wall Holding Group)」傘下の車載電池メーカー「蜂巣能源(SVOLT)」が11月18日、ドイツのザールラント州に2工場を建設する計画を発表した。総額20億ユーロ(約2460億円)を投じ、蓄電容量で年間24ギガワット時の生産能力を持たせるという。同地域には電池セル工場とモジュール・パック工場を建設し、電池セル工場は2023年末、モジュール・パック工場は早ければ2022年中に生産を開始する。同社が欧州に工場を建設するのは初めて。
蜂巣能源によると、2020年6月時点における欧州顧客からの需要は年間7ギガワット時に達しているという。同社総裁の楊紅新氏は先日36Krの自動車関連メディア「未来汽車日報」のインタビューに応じた際、2025年までに生産能力を、中国国内においては年間76ギガワット時、世界全体では100ギガワット時を目指すと述べていた。
ドイツは欧州においても、新エネルギー車産業への投資が最も活発な国である。同国では2030年までに電気自動車(EV)の総数を1000万台にするという計画がある。
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