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ファーウェイ(華為科技)と中国自動車メーカー「奇瑞汽車(Chery)」は12月16日、包括的なパートナーシップ契約を締結した。 両社は主に、スマートカー、5G、ビッグデータの3つのコア分野に焦点を当て、協業していく。
ファーウェイのインテリジェント・オートモーティブ・ソリューション事業部の王軍総裁は、自動車企業が「良い車」を作るのを支援するという同社のコンセプトを改めて示し、コネクテッドカーはICT産業と従来の自動車産業の融合の産物であり、ICTベースのハードウェアとソフトウェアが今後の自動車産業でより大きな価値を担うことになると述べた。
これまでファーウェイはスマートカーの開発で、上海汽車(SAIC)、広州汽車(GAC)、長城汽車(Great Wall Motors)、北京汽車(BAIC)、BYD(比亜迪)などの大手自動車メーカーと協力してきた。
ソフトウェアや「5Gカーアライアンス」の分野では、ボーダフォン、ノキア、インテル、ダイムラーなどと協力関係を結んでいる。また、王氏は、ファーウェイの車載スマートシステム「HiCar」を搭載している車が150種以上あることを明らかにした。
ファーウェイは今年10月30日、フルスタックのスマートカーソリューション「HiCar」をリリースし、2021年までに500万台以上に同システムを搭載させる予定だと発表している。
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