Q&Aサイト「知乎」が新たに3億ドルの資金調達、企業価値は25億ドルに迫る

36Krは多くの関連ソースから、知乎(zhihu)が新ラウンド融資を完成させた事を確認した。今回の融資金額は約3億ドル、評価価格は25億ドルに迫る。投資方は新規基金や多くの古参株主など。

最近、界面曾報道が「知乎の融資が最終局面を迎えており、価値は約20億ドルでキャピタルトゥデイ(今日資本)とテンセントが引き続き今回の融資に参加する」と報じた。しかし、その後、知乎広報は36Krに「情報は事実ではない」と話した。現在、一部の取引詳細は依然として最終調整の段階のようだ。

この融資に知乎は時間をかけて条件に合うパートナーを選択しているようだ。事情通は36Krに次のように話した。「知乎の収益は何倍もの比率速度で成長しており、金策に焦っていない。融資獲得のプロセスでは選択肢も多く、より好条件で、多くの融資を獲得しようと考えている」と話した。

前回のラウンドから18ヶ月、知乎は本ラウンドで倍の成長をとげた。創新工場(中国の投資会社)の李開復氏はかつて、Dラウンド融資後に知乎の価値は10億ドルになるだろうと話した。鯨准数据(JING DATA)によると2017年1月、キャピタルトゥデイがDラウンドの投資者となり、そしてテンセント、捜狗、啓明、賽富、創新工場などを含む古参の株主や投資者も皆このラウンドの投資に参加した。

一年半前、知乎の前ラウンドの時、知識コンテンツは激戦区で当初、果殻(科学技術に関するサイト)の”分答(Fenda)”が人気だった。その後も今日頭条(Jingri Toutiao:ニュースサイト)が”悟空問答”を、羅輯思維(youtuber)は”得到”、薄荷閲読等も次々と知識サービスに関するコンテンツをリリースし、かなりの収入を得ることができた。当時、知乎のストーリー上、知識コンテンツ、コンテンツ新規作成はとても重要な部分だった。

過去一年間ほど、知乎は広告収入を主とする売上が倍増し、去年の売上目標は既に達成している。これは知乎の設立した、より健全な広告販売グループと知乎データの成長によるものだ。

QuestMobileのデータによると、Dラウンド融資後の一年以内で知乎のマンスリーアクティブユーザーはゆっくりと上昇し続けていた。しかし爆発性においては知乎のユーザ増加速度はTikTok、快手(写真共有App)には及ばず、過去一年でショート動画領域の利益にキャッチアップできていない。

近年、知乎はユーザーの増加とアクティブ度を増加させる事で、”市場へ浸透”する狙いだ。この動きの背景には多くの広告収入獲得を狙う知乎のロジックがある。今日頭条が既に証明したように、ユーザー増加に伴って広告収入の大幅増加実現の道をたどっている。

“知乎ユーザー構造に大きな変化が起こっている、多くの2級、3級の比較的豊かな都市のユーザは知乎で討論、シェアや交流を行い、若いユーザーの占める比率がどんどん高くなっている。”と知乎の創始者・周源氏は話した。現在、知乎の登録ユーザー数は1.6億、年間増加率は95.12%。知乎回答の総数も5月8日当日に1億を突破した。

知乎は以前次のように話した。知乎の現段階の大きな方向性は”知識の普及と恩恵”だ。いわゆる”知識普恵”は、知乎の強みの問答(Q&A)、知識コンテンツの浸透、更に3級・4級都市及びそのユーザーに知識を提供する事で、これらのユーザーのニーズは娯楽だけに限らない。

商業コンテンツ化は知乎が今年重視している方向性の一つだ。今年の4月知乎はマーケティングサミットで、広告業界の”洗脳広告”代表・葉茂中氏、分衆伝媒の江南春都氏を招き、、広告マーケティングのトピックスについて討論した。知乎がワールドカップ期間中にCCTVで放送した広告が一部で炎上した、その事について広告代理の葉茂中は「知乎は大衆に向かっていく必要があり、知乎のトップと今日資本の徐新は広告の効果にとても満足している」と答えた。

しかしユーザーの増加、広告売上の増加と同時に、知乎は自社の問題に面している。新規ユーザーと古参ユーザーの”オワコン化”の不満を、どの様に解決するのか。今年の上半期、周源と知乎のその他担当者は、今年の重要な戦略”スマートソーシャル”について作戦を練った。”スマートソーシャル”とは、AIが倍増し続けるユーザーに対応する事で、異なるタイプのユーザーや新旧ユーザーを満足させる戦略だ。

注目したいのは、新企業がWeChatのトラフィックに頼ってバズる時、知乎はその株主のテンセントから、明確なトラフィックサポートを得られるかどうかだ。

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