3Dビジョン塗装ロボットの量産化を実現 「CurveRobot」が数億円を調達

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

3Dビジョン塗装ロボットの量産化を実現 「CurveRobot」が数億円を調達

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

3Dスマート塗装ロボットを開発する「曲線智能(CurveRobot)」は、シリーズA+で「欧瑞創新(Origin Capitals)」から数千万元(数億円)を調達した。

曲線智能は主に、自社開発の6軸ロボット本体により、家具、ドア、窓、板金、建材などの中〜小型ワークピース(半製品)に吹付塗装を施す3Dビジョンを活用したスマートロボット塗装ソリューションを提供している。

 同社は、ビジョンスキャナー(3Dカメラシステム)、産業用ロボット本体、インテリジェントスプレー制御システムを主力製品としている。これまでにロボット本体の開発と量産化を達成し、必要な調達部品の国産化率は95%に達している。

同社は、通信大手ファーウェイ(華為技術)のサプライチェーンへの参入に成功し、デモテストもすでに完了させており、ファーウェイの5G通信基地局向けに表面コーティングサービスを提供するとしている。 今後の計画について、曲線智能CEOの銭鑫氏は取材に対し、「国際基準に沿った第三者機関による防爆認証の取得を加速させ、欧米や日本市場進出への足掛かりとしたい」と意気込みを語った。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録