広告収入10億ドル目前、Pinterestは来年第二四半期のIPOを決定
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営業収入、企業価値上昇後、スーパーユニコーン企業のPinterestは遂に上場スケジュールを具体化した。
CNBCの報道によると、画像ソーシャルアプリPinterestの広告収入が10億ドルに迫り、来年中頃のIPOを推し進めることが分かった。
昨年3月末、Pinterestが株式公開を目指すとのニュースが伝えられたが、具体的な情報は明らかにされておらず、営業収益と企業価値の評価額に注目していた。 これは、Pinterestが上場時にsnapに相当する評価額を期待しているためである。IPO前のsnapの営業収益は4億ドル、上場時の評価額は200億ドルである。
2015年から2017年の、Pinterestの営業収益はそれぞれ1億ドル、3億ドル強、5億ドルであった。今年の営業収益は倍増し、snapを超える見込みという。
Pinterestは企業価値に関しても上昇を続けている。 昨年6月、Pinterestは1億5,000万ドルの新たな資金調達ラウンドを果たし、同社の評価は123億ドルに達した。前回の資金調達の110億ドルから12%近く増加したことになる。 今後200億ドルに達することができるかどうかは、資本市場のパフォーマンス次第である。
Pinterestの設立は2010年である。昨年9月、月間のアクティブユーザー数は2億人の大台を突破した。その内の約半数は米国出身である。
企業収益モデルでは、主にアフィリエイトマーケティングと有料広告である。 現在、同社の収益の大半は広告によるもので、この広告活動は4年前に始めたばかりだ。
Pinterestが2015年5月に発表した「プロモート(広告)ピン」は、広告主が費用を支払うことで自身の「ピン」を目立つ位置に表示させることができる広告サービスであると発表されている。
36krは以前、同社がフィード上の情報に基づく「ShopPing」ショッピング広告を開始したと報道した。 顧客は新しい広告を制作する必要がなく、ユーザーのホームフィード上にピックアップした「ピン」が表示され広告となる。その上、製品の在庫状態に応じて流動的に更新が行われる。
同時に、過去数年間の間Pinterestは画像検索機能「lens」に取り組んできた。 ユーザーがPinterestプラットフォーム上で見つけた商品の購入サポートなど、新機能のリリースにも取り組み続けている。Pinterestはこの機能では収益を得ておらず、今後も得る予定はないという。
米国の広告市場では、GoogleとFacebookがほぼ二分している。 しかし、今ではPinterestもその一部分を担っていると言えるだろう。CEO兼共同創業者のベン・シルバーマン氏は、「GoogleともFacebookとも違う、第3の道を切り開いた」と語っている。氏が考えるPinterestの強みは次の2点である。
新規ユーザーを開拓したい企業や、その未知なる新規ユーザーに既存ユーザーを紹介したい企業にとって理想的なツールであること。思考段階にあり、決断を下していない人々の心を掴むことができるからである。
もう一つのユニークな点は、そういった企業から提供される画像がリアルなシーンを映し出しているということである。観衆がいて、コンテンツの多くはビジュアル的に美しく、人を喜ばせ興奮させるものである。