小桔車服 滴滴出行から10億米ドル資産注入 年間取引額600億元突破

滴滴車服のプラットフォームが独立、また新しい展開が。

滴滴出行(didi)は、三年の準備と四ヶ月のプレオープンを経て、傘下の自動車サービスプラットフォームを正式に「小桔車服」会社にアップグレードしたと発表した。またプラットフォームに10億米ドル(約1110億円)の資産を注入し、滴滴のカーオーナーを含む、社会全体の自動車オーナーに車のワンストップサービス提供をサポートする。

これ以前に、滴滴車服が独立投資を計画しているという情報があった。「財経(経済ニュース)」は先月中旬に、滴滴が自動車サービスプラットフォームを子会社化し、上場への布石とすると報道した。独立後の自動車サービスプラットフォームの上場前の株価は約30億米ドル(約3330億円)で、投資額は10〜15億米ドル(約1110~1660億円)。ソフトバンクは投資希望者の一つだ。しかし最終的な計画はまだ完全には確定していない。

上記の情報について、滴滴は「ノーコメント」と答えた。そして今回の滴滴の小桔車服への直接資産注入で、上記の噂を打ち消したようだ。小桔車服へ今後もさらに独立投資の計画があるかどうかは、まだわかっていない。

今年4月16日、滴滴快捷出行(エクスプレスモビリティ)事業の責任者・陳汀(陈汀)は内部公開情報を発表し、新しく組織再編し、自動車サービスプラットフォームを設立し、前快捷出行事業グループのAGM(副総経理)陳煕(陈熙、Kevin)が責任者に就任すると話した。この調整後、陳熙は小桔車服の総経理に就任すると滴滴総経理の柳青へ報告した。

公開資料によれば、以前の滴滴自動車サービスプラットフォームのもとに給油サービス、自動車開放プラットフォーム、メンテナンスサービス、時間制レンタカーサービス、業務発展部、製品技術部、プラットフォーム運営部、マーケット部など9つの部門を設置した。滴滴車服のプラットフォームが小桔車服にアップグレードした後、「小桔有車」、「小桔給油」、「小桔カ-メンテナンス」等のブランドも同時にリリースした。

前述の内部情報で、陳汀は三年間で滴滴車服の年間取引額は370億人民元以上で、200以上の都市をカバーし、5000以上の提携パートナーとチャネルがある。さらに2018年年末の年間取引額900億元(約1兆4600億円)という目標に向け前進していると述べた。

この目標を達成するのは難しくはないようだ。最新のデータが示すように、現在の小桔車服の年間取引額は600億元(約9700億円)を突破、全国257の都市をカバー、提携パートナーやチャネルも7500以上ある。

滴滴の自動車サービスの展開は、自社の戦略面の考えがある。滴滴出行の創業者、理事長兼CEOの程維(程维)は「小桔車服の設立は滴滴の大きな戦略の重要な取り組みであり、滴滴の新サービス発展プロセスサポートにおけるイノベーションの一つの試みでもある」と述べた。

易観予測によれば、2017年のオートアフターマーケットの規模は1.06兆元(約17兆1840億円)に到し(自動車金融を除く)、前年比約21.4%の増加、2019年には1.2兆元(約19兆4540億円)を突破する見込みだ。これ以前に、テンセント、滴滴が合計で25.5%の株を保有する自動車取引サービスプラットフォーム「燦谷」がアメリカ市場で上場した。

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事