「慧遠科技」老舗小売業のデータ化転向をアシスト プレAラウンド資金調達
更新
ビッグデータ運営サービス「慧遠科技(ホイユエン・テクノロジー)」はプレAラウンド資金調達を完成させた。華旦資本がリードインベスター、多牛資本と企朋股份がコ・インベスター。今回の資金調達は、マーケット、研究開発、グループなどの多方面に使用する。
慧遠科技は2017年12月に杭州に設立、会社は老舗小売企業にビッグデータを活用した解決方法を提供している、オンライン+新小売業の形へのアップグレードを実現させる手助けをしている。慧遠科技のサービス対象は中・大型の老舗小売業をメインとしており、デパートやスーパー、ガソリンスタンドなどを含む。
創始者兼CEOの倪慧達氏は36Krに、業界競争の激化とインターネット技術の変化に伴い、従来の小売業界はデータ化転向の試練に直面していると語った。デパートを例にすると、今までのテナント貸出や、テナントの独立したレジ、顧客リソースの維持では、デパートには正確なユーザ情報と取引データを獲得する事ができなかった。ユーザ体系改善方法の確立ができず、経験則に基づく解決方法で、ユーザとの有効的な交流チャネルの欠乏、誤情報が多くの広告費の無駄を生み出してしまった。
そして将来、デパートは日に日に激化する競争での優勢を保つために、データ化システムのサポートが必要となっている。先述した弱みに対して、慧遠科技はSaaSシステム「那美」を打ち出し、小売企業のために三方面の解決方法を提案した。
一つは新しい会員管理だ。慧遠科技はSaaS形式での会員管理システムを提供し、より良いユーザ体系を設立した。システムは自由に設定でき、レジシステム、パーキングシステム、CRMシステム、ERPシステムに連携、WeChatの公式アカウント、ミニプログラム、アプリ、アリペイ等のツールと接続でき、オンラインとオフラインで会員の価値を深掘りする事ができる。
二つ目は、会員運営だ。慧遠科技は企業の会員運営センター設立を助け、多くの運営ツールを利用して消費体験をアップグレードする事で会員の存続とリピート購入を促進させる事ができる。他にも慧遠科技はプラットフォームとしてリソースの整合を行い、多くのブランド・サービスと会員との間でのメリットをシェアする事で、デパート会員のメリットを明確にする。現在プラットフォームは途虎養車(自動車メンテナンスサービス会社)、順豊(宅配サービス)、猫眼電影(チケット販売プラットフォーム)、楽刻(フィットネスサービス)、ofo(シェアサイクル)、海馬体(フォトサービス)、曹操専車(レンタカー)などのブランドと提携している。
三つ目はビッグデータ解析だ。プラットフォームは会員の購入データや行動データに基づき、ユーザのペルソナを作成、各ブランドへGPS情報に基づくプロモーション、サービス券の発行、ターゲット層に向けた広告など、データ解析に基づくサービス内容を提案する。
SaaSサービス那美の特徴は容量の軽さにあり、コスト面でもメリットがある。現在慧遠科技の顧客は、銀泰、杭州ビル501、世紀聯華、中国化石等。サービスの年利用料は会員数により計算され、会員1名につき、1元/年、一般的な顧客規模は10万以上、今年の収益は1千万以上の予想だ。

他にも、慧遠科技と商業施設の公共スペースの短期レンタルプラットフォーム「短豚」と提携した。慧遠科技は彼らのイベントにデータでのサポートを提供し、そして短猪は慧遠科技に顧客チャネルのリソースを提供する。
倪慧達氏は「SaaSサービスの切り替えコストは比較的高いが、顧客の継続率も高い。しかし新しい小売業の発展に伴い、顧客ニーズも絶えず変化する。グループにとっては、最大の挑戦は運営サービスと技術革新だ。データ上では、現在プローブ、レジシステム、パーキングシステムなどでのデータ獲得方法がある、しかし将来的に顔識別などの新しい技術を導入する必要が有るだろう」と話した。
慧遠科技グループのスタッフは10名ほど、創始者兼CEOの倪慧達氏は大学二回生から創業し、初めてのプロジェクトは「Duiba(ユーザ運営プラットフォーム)」、パトーナーの趙遠洋氏も創業者の一人で、SaaS分野での経験が豊富だ。