細胞治療の先端技術を研究するスタートアップ、約73億円を調達

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細胞治療の先端技術を研究するスタートアップ、約73億円を調達

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マルチジーンターゲティング技術を用い、細胞や臓器に関する製品を開発するバイオテクノロジー企業「啓函生物(Qihan Biotech)」が、シリーズA++で6700万ドル(約73億円)を調達した。 出資者は「礼来亜洲基金(Lily Asia Ventures)」、「経緯中国(Matrix Partners China)」および、「セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)」や「招銀国際 (CMB International)」などの既存株主。これまでに同社がシリーズAで調達した累計資金総額は1億ドル(約110億円)を超えた。

調達した資金は、細胞治療分野におけるIND(Investigational New Drug;米国における新薬治験届出制度)研究や、低免疫性プロジェクトおよび生産などに充てられる。

啓函生物は2017年に設立された。同社が持つハイスループットの遺伝子編集技術プラットフォームや、免疫移植に関する知識を活用し、免疫適合性のある同種間細胞治療や異種間臓器治療技術の開発を目指している。

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