EVの世界販売、33年に化石燃料車超え EY見通し

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【新華社北京6月28日】大手国際会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)はこのほど発表したリポートで、2033年には世界の自動車市場で電気自動車(EV)が中心的地位を占めるとの見通しを示した。今後規制がより厳しくなること、消費者の関心が高まることなどが、ゼロエミッションな交通手段に対する需要を押し上げるため、従来の予測より5年早くなるという。

欧州や中国、米国など世界で最も大きな自動車市場では、EVの販売台数が12年以内にガソリン車、ディーゼル車などの化石燃料車を上回るという。同社が人工知能(AI)予測ツールを用いて行った予測によると、EV以外の車両の販売台数は45年までに世界の自動車市場で1%以下へと急速に縮小する。

同社は、EVの販売台数が化石燃料車を上回るのは欧州で28年、中国で33年、米国で36年と予測。EV販売台数は31年以前には欧州がリードするが、それ以降は中国が取って代わるとしている。

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